「地方に移住」して気づいた「大切なコト」

東京から地方に移住。移住生活をしながらの気づきを書いていきます。

「カラオケ」が必要か

地方で生活をしていると、

「足りないもの」や「ないもの」がたくさんあります。

 

ぼくは以前、

東京の高田馬場に住んでいました。

学生時代のころです。

 

高田馬場は都内でも有数の学生街です。

夜中でも、街のネオンは消えません。

24時間営業のお店があちこちにあり、娯楽施設もたくさんあります。

遊ぶのに事欠くことはありません。

 

しかし、

今、ぼくが住んでいる福岡県糸島市

そんな場所ではありません。

 

駅前に飲み屋さんもカラオケもありません。

駅からちょっと離れたところにコンビニがある程度。

 

かわりに地方にあるのは古民家や田んぼ、

畑などです。

これらのものがかなりの面積を占めています。

夜は静かで、街の光は信号灯くらいなものです。

 

でも考えてみると、

24時間営業の居酒屋も、

カラオケも、

生活に本当に必要なものでしょうか。

 

あればあったでよいですが

なければないで全然かまいません。

少なくともぼくはなくても不満なく生活できています。

 

地方には地方の「生活」があります。

それは物に満たされた生活ではありませんが、

生活を送る上で必要最低限のものはある「生活」です。

 

都会に住み、物があふれた生活に慣れた人から見れば

物足りなく感じるかもしれませんが、

なければないで大丈夫、という人にはよい環境です。

 

むしろぼくは都会のそのようなもの(カラオケとか)

をうるさく感じていた人間なので、

派手な看板やネオンを見なくて済むのは心地よいです。

 

モノにあふれた「都会」か、

必要最低限の「地方」か。

これは大事な違いだと感じます。