地方生活での「お金」との付き合い方
地方生活での「お金」との付き合い方について
考えてみたいと思います。
一般的に、
都会生活のほうが給与水準は高く、
地方生活のほうが低い傾向にあります。
ぼくの感覚では、
地方の給与水準は都会の「4~5分の1」という感覚です。
なぜ、地方のほうが給与水準が低いかというと、
生活コスト(居住費・食費など)が安くて済むからです。
例えば、
新宿で1LDKの家を借りようと思えば10万円はしますが、
地方では「4-5万円」程度で借りることができます。
このような生活コストの差が、
そのまま給与水準に反映されています。
なので、
給与が少ないので、地方生活は大変だと思われがちですが、
実際の生活水準はそれほど都会と変わりません。
むしろ都市で生活していたころを振り返ってみると、
消費の中でも「無駄な消費」が多かったなと感じます。
消費は「基礎的消費(食費・居住費など)」、「投資的消費(教育費など)」、
「浪費的消費(ブランド品など)」に分けられます。
このうち「浪費的消費」が都市で生活をしていると
多く発生します。
例えば、
友達が持っているバックを自分がほしくなって買ってしまう、
広告につられてついつい不要な洋服や化粧品を買ってしまう、
などです。
地方で生活をしているとこのような「浪費的消費」
は極端に少なくなります。
逆に、本当に必要なものにだけお金を使うようになります。
そして、
本当に必要なものにだけお金を使っていると、
自分の生活を支えるために「お金がいくら必要か」がわかってきます。