「地方に移住」して気づいた「大切なコト」

東京から地方に移住。移住生活をしながらの気づきを書いていきます。

会社は「しょせん」会社である

会社に勤めていると、

その会社のルールが自然と身体に染みついてきます。

 

新卒で入社した会社の「働き方」が、

その後の個人のキャリアに大きな影響を与えるのも

このためでしょう。

 

私は新卒で東京の銀座に本社を置く

リクルート系企業に就職しました。

 

その後、3年間その会社で勤め、

2回転職をして、現在は福岡県の糸島市に暮らしています。

 

新卒で入社した会社の3年間は本当に大事な期間でした。

この期間で社会人の基礎ができたと思います。

 

一方で、新卒で入社した会社はいわゆる「会社人間」

ワーカホリックといってもいいかもしれません)がほとんどの

会社でした。

 

残業という概念もあまりなく、

成果を出すことがすべての会社でした。

 

私も「休みはなくて当たり前」だと思っていましたので、

ほとんど毎日働いていました。

 

転職し、東京の生活から離れ、

当時を振り返ってみると、やはりそのときの働き方は

異常だったなと思います。

 

社会人としての「成長」はあったと思います。

資本主義社会の中でどのようにお金を稼ぐのか、

その基礎を身に着けたのは間違いなくその期間でした。

 

一方で、個人としての生活をつくり、

幸福な生活を作っていくための「働き方」ではありませんでした。

少なくとも、ぼくにはそう感じました。

 

会社は「すべて」ではありません。

個人の生活を構築する上では、会社以外の要素がたくさんあります。

 

それは、

地域や家族や趣味など。

 

会社だけが個人を幸福にするかというと、

そうではありません。

 

会社は「しょせん」会社だと思います。

 

そのような割り切りが大事だなと感じます。