「対立しない」生き方
地方で暮らしていると、
「対立しない」ということが大事だなと
感じてきます。
対立する、といっても、
人間関係の話ではありません。
大きく3つのことと「対立しない」ことが
大事だなと感じます。
1:「身体」と対立しない
人間は身体を持つ生きものです。
身体の調子や流れ、状態に逆らって生きることはできません。
どれだけ大志を抱いていても、
身体が健康でなければ、それを実現することはできません。
人間は身体的な限界を持った生きものです。
自分の身体の声を聴きながら生きていく必要があります。
例えば、体調不良のとき。
これは休むしかありません。
身体の声にしっかりと耳を傾け、身体と「対立しない」ことが大事です。
2:「自然」と対立しない
人間は自然環境の中で生きています。
自然の原理に逆らうことはできません。
想像したくもありませんが、
自然災害の前では人間は無力です。
ほかの生き物と同じように、
人間も生きものです。
自然の圧倒的な力の前では、
その力に従うほかありません。
例えば都会の「タワーマンション」。
あんなに高い場所に人間は住む必要はありません。
高い場所に住むことは、人間にとってはリスクしかありません。
自然環境に逆らった生き方の一例だと思います。
3:「時間」と対立しない
最後は「時間」です。
時間は万人、万物にとって平等に流れていきます。
この時間の流れに逆らって生きることはできません。
生きものには寿命があり、
年齢を重ねるにつれて衰えていきます。
例えば年齢に逆らって「不老を望むこと」「永遠に若くいようとすること」
は時間の流れに逆らっています。
いい年をして、若作りをする女性が醜く見えるのは
彼女が時間という逆らえないものに逆らおうとしているからです。
時間の流れには誰も逆らえません。
時間と「対立しない」で生きていくのです。
「身体」「自然」「時間」。
この3つと対立せずに生きること。
地方で暮らしていると、
その大事さがわかってきます。