地方には「地域」で子供を育てる意識がある
子供が5か月になりました。
寝返りを習得し、少しずつ動くようになってきました。
周囲のものをよく見て、
よく笑います。
地方に移住するときに、悩みどころになるのが、
子供の養育環境ではないでしょうか。
地方は情報が少なく、子育て環境としては
適さないのではないか、と考える人もいます。
確かに学校の数も限られていますし、教育環境では
都会に劣る部分もあるかなと感じます。
一方で、地方にしかない子育ての魅力もあります。
まず「地域で子供を育てる」意識が強いこと。
都会に住んでたころは、マンション暮らしのせいもありましたが、
なかなか地域の人と交流する機会はありませんでした。
地方に越してきて、近所の人とのつながりがぐっと増えました。
同時に、子供のことを知ってくれ、いつも気にかけてくれています。
お向かいさんから使わなくなった子育て用具をもらうこともあります。
思うに、地域の中で子供を育てる、という意識が、
強くあるように感じます。
これは都会の生活ではあまりないものです。
また、地方は子供にとっての刺激がないと思いがちですが、
「自然」(あるいはその変化)は子供にとって最大の刺激です。
子供を抱いて、庭を見せていると、子供は飽きることなくずっと庭の様子を
見ています。室内の景色や絵本も大事ですが、自然の景色にこそ、子供を
ひきつける刺激がたっぷり含まれているのだなと思います。
子育て環境としても地方は魅力的だと
最近つくづく感じています。