働かないで稼ぐには
今週発売の「週刊東洋経済」、
「経済を見る眼」のコラムの中でこのような話が書かれていました。
『あえてとても大ざっぱにいえば、
今の日本に必要な課題は、いかに働かないで稼げるようにするか
なのだろう。』
世の中では過重労働の抑制や労働生産性、
女性の社会進出や子育てと仕事の両立などのテーマが
日々、語られています。
どの問題にも共通することは
「生産性の向上」、いいかえれば、
「働かないで稼ぐ」ことです。
では、働かずに稼ぐにはどうすればよいのか。
そんなに人生は甘くありません。
しかし、不労所得を増やす努力をしていくこと、
働かずに得られる収入を確保しようとしていくことは大事です。
コラムの中では不労所得を得る資産として、
3つのものを上げています。
1:観光資源
日本国内には観光資源があふれています。
外国人に対して、という点もありますが、地方の魅力を再発見すること、
そしてそれを加工することで国内の人への販売も可能です。
地方や自分が住んでいる土地の魅力を再発見、加工することで
お金に替えることができるかもしれません。
2:知的財産権
自分にしか作れないものを創作し、知的財産権を守ること、
あるいはブランドを確立することでお金を得ることができます。
自分の創造力をお金に替えることができるかもしれません。
3:データ
データや情報は資産です。
自分にしか発信できない情報、最新の情報は高い価値を持ちます。
同時に、地域に根差した情報も価値を持ちます。
データや情報を収集、加工、発信することでお金を得ることができる
かもしれません。
この3つの観点から不労所得を
得る手段のヒントが得られるかもしれません。
個人的には「地域」や「場所」がキーワードに
なってくると感じます。
自分が住む場所
→観光資源として活用できないか
→地域の資源を活かして、オリジナルなものを作成できないか
→地域の情報、人脈を形成することができないか
という風にアイデアを考えていけそうです。
地方で働かない生活を夢見るならば、
やはり、どこに移住するか、が大事ですね。
つくづく、そう感じます。